Etched Quartz, Ilmenite & Rutile
Locality: Ganesh Himal, Dhading District, Bagmati Zone, Nepal
Size: 80mm x 40mm x 38mm
Weight: 121g
商品説明:
足元に黒光りする大きなイルメナイトの板を挟み、内部にも細かなイルメナイトやルチルのインクルージョンが見られる、珍しいガネーシュヒマール産のエッチドクォーツです。根元付近にも長石や雲母に混ざってイルメナイトとルチルの小さな結晶が所々顔を出しています。
各鉱物の特徴:
<蝕像水晶(エッチドクォーツ/Etched Quartz)>
地中の温度や圧力の変化、フッ化水素を含んだ熱水の浸蝕等により水晶が溶解されることで、表面に蝕像ができたり、その後の再結晶も伴って独特の複雑な形状が造られたりします。これらの様相が結晶構造の手掛かりとなるため研究にも利用されます。
<チタン鉄鉱(イルメナイト/Ilmenite)>
鉄とチタンの酸化物で、結晶は六角板状、 葉片状、菱面体状の集合体などがあります。塊状、微粒子状態でも産出し、火成岩や変成岩、砂鉱床などに見られます。良く似ている磁鉄鉱とはその磁性の弱さで、赤鉄鉱とは条痕色が黒いことで識別します。
<金紅石(ルチル/Rutile)>
酸化チタン鉱物の一つで火成岩や変成岩の副成分鉱物として広く産出します。小さな柱状結晶や針状結晶として他の鉱物中に含まれることが多いです。通常赤褐色や赤、もしくは黒っぽくも見えますが、水晶中では美しい黄金色が見られます。
パワーストーンとしての意味・効果:
<蝕像水晶(エッチドクォーツ/Etched Quartz)>
物質世界で纏った制限や二元性をリセットし、我々が本来完全で無制限な光の存在であることや、毎瞬自分で新しい自分を創造していることに気付かせてくれます。何かを誘っているような水のエネルギーも感じられますが、丁度ハートとマインドの葛藤や衝動の軋轢を溶かして流してくれる、リフレッシュの清めの水のようでもあります。水は命の源であり古からのあらゆる情報や意志、智恵、内なる力を保持し伝達すると言われています。
錐面に現れる逆三角形の蝕像はトライゴーニックと呼ばれ、生と死、即ち肉体と魂の絆を強め、物質世界と精神世界との往来をサポートしてくれるそうです。魂の再統合、再構成を促し、物質世界の自分に新鮮でピュアな光を降ろします。
<レコードキーパー(Record Keeper)>
レコードキーパーは錐面の表面上に現れた三角形の結晶成長の軌跡で、アトランティスやレムリアの存在によってプログラムされた、地球や人類のヒーリングを促進するための様々な神秘的な情報が蓄えられていると言われています。レコードキーパーは準備の整った高波動で純粋な魂にのみその情報を与え、世界に光と平和を増やすために自他の進化と成長を活性化させてくれるそうです。
<チタン鉄鉱(イルメナイト/Ilmenite)>
強力なグラウンディングと同時に上とも繋げながら、地球上の「今、ここ」に存在することをしっかりとサポートしてくれる石です。外からの影響に左右されない丈夫で柔軟なシールドを作り、自己像に安心感や安定感を与えてくれます。真実を映し出す石とも言われ、直感を蘇らせてくれます。
<金紅石(ルチル/Rutile)>
浄化を促すとともに全体的にエネルギーを一回り強化し、霊的な耐性をつけてくれます。また、精神的な痛みや苦痛を和らげ、無力感や抑うつ状態から前進するのを後押ししてくれます。周囲に光を放射し、高次元からの導きを受けやすくもしてくれます。
▲▼ ごく僅かにスモーキーの色合いが入った大きなエッチドクォーツです。内外にイルメナイトとルチルが見られます。
▲▼ こちら側のトップは雲母混じりの長石に侵蝕されていて、かなり個性的な装いとなっています。
▲▼ 遺跡の様な貫禄と雰囲気のあるエッチング彫刻が素敵です。
▲▼ レコードキーパーも付いています。下画像から長石に覆われた錐面が続きます。これはこれで格好良いので個人的にはお気に入りの顔です。
▲▼ 激しく蝕まれているワイルドな様相がたまらなく魅力的です。
▲▼ エッチドクォーツ独特の水っぽい質感が癖になります。内部のクラックによる虹も各所に見られます。
▲▼ パラパラと付いた細かい雲母が表面を抉っています。
▲▼ 隕石によるクレーターの様に雲母がめり込んでいて、その周辺に細かいルチルやイルメナイトの影が見えます。下画像、かなり大きなサイズのイルメナイトの一枚板が足元に突き刺さっています。
▲▼ 根元周辺も相当数の細かいイルメナイトやルチルが水晶内部を漂っています。
▲▼ 辛うじて両錐になっています。こちら側の方が良く溶けている様に見えます。
▲▼ 長石や雲母に覆われた、柔らかな蝕像模様が存分に楽しめます。
▲▼ 微細な赤褐色のルチルやイルメナイトが長石上にたくさん見受けられます。
▲▼ 上画像のイルメナイトは水晶内で全て繋がった一枚板となっています。漆黒の輝きがかなり渋くて格好良いです。
▲▼ 柱面にはとても大きく鮮やかなレインボーが強烈に煌めきます。興味深い見所がたくさん詰まった、レアで格好良いお薦めの標本です。