商品説明：
　小振りの球状の塊が平面状にたくさん連なった、照りのあるブラウンカラーが印象的な南アフリカ産のオルミアイトです。連結部の窪みの隙間部分にはそこかしこに微細なバルトフォンティン石がニョキニョキと生えている、贅沢で可愛らしい標本です。

各鉱物の特徴：
＜オルミ石(オルミアイト/Olmiite) - CaMnSiO₃(OH)₂ / Orthorhombic - ＞
　南アフリカ共和国にあるKalahari manganese field でのみ産出される新種の珪酸塩鉱物です。熱水変質作用で生成され、オレンジからピンク、赤、茶色等の色味を帯びた束状結晶の球状集合体で多く産出されます。条痕は白く、短波紫外線で濃い赤色の蛍光性を示します。2006年にKalahari manganese field の N'Chwaning II Mineでマンガン含有量の多いポルダーバールタイト(Poldervaartite / 同じく Kalahari manganese field のWessels Mineでのみ産出されていました。）が発見され、新種の鉱物として正式にオルミアイト（由来はイタリアの鉱物学者Filippo Olmi） の名称が与えられました。肉眼での識別はできませんが、マンガンの含有量の多いものがオルミアイトで、カルシウムの多いものがポルダーバールタイトです。N'Chwaning II Mine で産出された標本はほぼ全てがオルミアイトであることが判明し、逆に Wessels Mine のものはほぼ全てがポルダーバールタイトだそうです。また、結晶の色がガラス光沢のオレンジ〜赤色、クリーム色、茶色と大きくわけて３パターン見られるのは、酸化の度合いにより結晶の色調が変化するためと推測されています。

パワーストーンとしての意味・効果：
＜オルミ石(オルミアイト/Olmiite)＞
　地球のエネルギーと繋がることで癒しと成長を促進してくれる他、スピリチュアル的な繁栄と育みを見守ってくれる母性的な石です。下位のチャクラやプラーナの流れも改善し、様々なレベルでのヒーリングに応えてくれます。我々地球上に暮らす存在だけでなく、地球そのものをも癒し刷新してくれるほどの現実化の力を持つようです。

▲▼　横に広がる様にして平面状にオルミアイトの結晶が連なっています。

▲▼　シャープで軽やかな質感と、ライトブラウンの絶妙な色合いが非常に魅力的です。

▲▼　贅沢な結晶模様に見とれてしまいます。不思議な世界に迷い込んだ様な面白い感覚です。

▲▼　オルミアイトの結晶の塊の合間合間に、真っ白なバルトフォンティン石の小さな束が茂っているのが見えます。

▲▼　上画像は底面、下は短波による蛍光画像です。どちらも実に刺激的で興味深い光景です。