Brandberg Quartz & Hematite
Locality: Goboboseb Mountains, Brandberg District, Erongo Region, Namibia
Size: 88mm x 71mm x 37mm
Weight: 140g
商品説明:
咲き誇る花の様に美しく拡がった、ヘマタイト入りのブランドバーグアメジストです。微細な結晶から大きなポイントまで、鮮やかなレッドやメタリックなブラックのヘマタイトがぎっしりと詰まった非常に贅沢なクラスターです。
正にフラワーアメジストという呼び名がしっくりとくる、とても豪華でダイナミックなブランドバーグアメジストのクラスターです。クラスターの左側は大きめのポイントが放射状かつ層状に所狭しと溢れ出るように林立し、右側には細かい結晶や小さなポイントがぎっしりと敷き詰められ、左右でとても面白いコントラストが作られています。内包されるヘマタイトも、右側の方が赤いものが多く、左側は黒いものが多いように感じられます。完璧と言っても良いほど整った理想的な形状である上、全体的にヘマタイトの内包量が非常に多く、どこを見ても夢の世界のような美しい輝きが堪能できる素晴らしいクラスターです。
各鉱物の特徴:
<ブランドバーグ水晶(Brandberg Quartz)>
ナミビアのBrandberg Mountain周辺で産出するバラエティに富んだ水晶で、アメジストとスモーキーのファントムが見られる水晶や、赤や黒のヘマタイトを内包したアメジストに代表されます。セプターやスケルタル(ウィンドウ)、水入り、プレナイトやカルサイトを伴ったものなども産出され、磨かれたかのように美しい照りと高い透明度を持つこれらの水晶は、一種のブランドの様に認識されています。また、この産地の水晶やアメジストに見られる赤く細長い薄片の内包物は、レピドクロサイトとして紹介されていることが多いようですが、メキシコやカザフスタンのストロベリークォーツの内包物が鱗鉄鉱(レピドクロサイト/Lepidocrocite)ではなくヘマタイトであることを証明したJohn S. White (2000 & 2010)によると、水晶に見られるこのような内包物がレピドクロサイトであることを明確な根拠や研究データを基に証明している論文や文献は、彼の知りうる限りこれまでには存在していないそうです。実際には一部の文献による十分な説明や根拠を伴わない記載がきっかけとなって、これらがレピドクロサイトであると広まってしまったとしか考えられないそうで、逆にヘマタイトやゲーサイトであることを示している研究は相当数あるそうです。これらのことは決してこれらの水晶の魅力や美しさを損なうものではありませんが、今後の研究にも注目していきたいところです。
<紫水晶(アメジスト/Amethyst)>
水晶に混入した微量の鉄イオンが原因で、天然の放射線により発色したものです。直射日光(紫外線)により退色するので注意が必要です。
<赤鉄鉱(ヘマタイト/Hematite)>
鉄を多く含有し産状によって様々な形態をとりますが、条痕が赤褐色なのが共通する特徴です。英名の“ヘマタイト”はギリシャ語の“血”に由来しています。
パワーストーンとしての意味・効果:
<ブランドバーグ水晶(Brandberg Quartz)>
様々なタイプの水晶が産出されるので一概には言えませんが、ざっくりと成長、再生、保護がキーワードになると思います。ブランドバーグ水晶は総じて高い波動を持ち、スピリチュアルな成長を強く促すとともに、エネルギーをリフレッシュし生まれ変わらせてくれるかのようです。眩しい程に輝くこれらのエネルギッシュでフレッシュな水晶は、道標かつお守りの様な存在になってくれます。
<紫水晶(アメジスト/Amethyst)>
低くネガティブなエネルギーを昇華する浄化と保護の石です。また、感情や精神を安定させフラットにさせるとともに、マインドに沈黙を与え、上とも繋がりやすくしてくれるのでチャネリングや瞑想のサポートにも最適な石です。第六、第七チャクラを刺激し、創造性にも働きかけます。
<赤鉄鉱(ヘマタイト/Hematite)>
一言で言うと活力の石です。グラウンディングと生命力を強化し心身をエネルギッシュにしてくれます。自他の境界線や物事をコントロールする力を回復させてくれることから保護シールドにも使用されます。
▲▼ 丁度縦に割った花の様な形になっています。外側に位置するポイントのトップの方ほど紫が濃くなっています。
▲▼ ポイントの数の多さがおわかりいただけるでしょうか。大小すごい量の花弁です。
▲▼ クラスタ−の左右でポイントの高さ、大きさに差があるのがわかります。クオリティの高い変化に富んだ景色が見事です。
▲▼ すごいポイントの密集度です。可憐なのに迫力があります。ヘマタイトも比較的均一に全体に内包されています。
▲▼ 所々付着するカルセドニーが何気にとてもいい味を加えています。
▲▼ ライトで爽やかな良い色合いのアメジストです。
▲▼ 縦に置いた角度から見ると、勢いのある花弁の凄まじいボリューム感と、王様の様などっしりとした貫禄に驚かされます。
▲▼ 真紅のヘマタイトが凝集しています。目の覚めるような鮮やかさと、透明感のある深い色合いが非常に美しいです。
▲ 無数に敷き詰められた細かい結晶にもヘマタイトが大量に入っています。
▲▼ 溜め息の出るほど綺麗な世界です。
▲▼ 上画像のボール状のカルセドニーがポイントの先にくっついている姿が何とも可愛らしいです。小さなポイントの一つ一つまで、じっくりと見て楽しめます。
▲▼ どこをどの角度から見ても、わくわくと胸を躍らせてくれる素晴らしいクラスターです。