Brandberg Quartz & Hematite
Locality: Goboboseb Mountains, Brandberg District, Erongo Region, Namibia
Size: 80mm x 74mm x 64mm
Weight: 359g
商品説明:
ブランドバーグのリッチなスモーキーアメジストクラスターです。息を呑むほど美しい色濃いパープルが、セプターやリバースセプター状で豪華に輝いています。ブランドバーグの決定版とも言える夢の様なクラスターです。
ハイクオリティかつとても贅沢なブランドバーグのクラスターです。美しい絶品のスモーキーアメジストを、セプターやリバースセプターの独特な形状で堪能できます。立体的に入り組んだ構造になっていて、様々な結晶の付き方や趣のある景観をふんだんに楽しめます。ポイントの上の方ほど紫が濃く、下に行くほど淡く透明感のある澄んだ色合いになっていて、セプターの付け根辺りにスモーキーの筋が見られるというパターンのものが多いです。ヘマタイトのインクルージョンも綺麗で、表面を突き破って錐面からちょこちょこと顔を出しているものもあります。言葉ではとても表現できない素晴らしい美しさのアメジストが林立する、見所がてんこ盛りの最高級クラスターです。
各鉱物の特徴:
<ブランドバーグ水晶(Brandberg Quartz)>
ナミビアのBrandberg Mountain周辺で産出するバラエティに富んだ水晶で、アメジストとスモーキーのファントムが見られる水晶や、赤や黒のヘマタイトを内包したアメジストに代表されます。セプターやスケルタル(ウィンドウ)、水入り、プレナイトやカルサイトを伴ったものなども産出され、磨かれたかのように美しい照りと高い透明度を持つこれらの水晶は、一種のブランドの様に認識されています。また、この産地の水晶やアメジストに見られる赤く細長い薄片の内包物は、レピドクロサイトとして紹介されていることが多いようですが、メキシコやカザフスタンのストロベリークォーツの内包物が鱗鉄鉱(レピドクロサイト/Lepidocrocite)ではなくヘマタイトであることを証明したJohn S. White (2000 & 2010)によると、水晶に見られるこのような内包物がレピドクロサイトであることを明確な根拠や研究データを基に証明している論文や文献は、彼の知りうる限りこれまでには存在していないそうです。実際には一部の文献による十分な説明や根拠を伴わない記載がきっかけとなって、これらがレピドクロサイトであると広まってしまったとしか考えられないそうで、逆にヘマタイトやゲーサイトであることを示している研究は相当数あるそうです。これらのことは決してこれらの水晶の魅力や美しさを損なうものではありませんが、今後の研究にも注目していきたいところです。
<水晶(クォーツ/Quartz)>
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<松茸水晶(セプタークォーツ/Scepter Quartz)>
いったん成長した水晶の頭部に、それを下地とする新しい水晶が二段階に成長すると、松茸や王笏のような形状になることから、このように呼ばれます。また逆に、二段階目の成長部分にあたる先端が下地より小さくなっているものはリバース・セプター(Reverse Scepter)と呼ばれています。
<紫水晶(アメジスト/Amethyst)>
水晶に混入した微量の鉄イオンが原因で、天然の放射線により発色したものです。直射日光(紫外線)により退色するので注意が必要です。
<煙水晶(スモーキークォーツ/Smoky Quartz)>
水晶中のアルミニウム・イオンが放射線に反応することにより、このように茶色又は黒っぽい色になります。この原理を利用した人工着色のものもありますが、いずれも安全性の面で問題はありません。こちらは天然の煙水晶です。光を透過させない程に黒い煙水晶はモリオン(黒水晶/Morion)とも呼ばれています。
<赤鉄鉱(ヘマタイト/Hematite)>
鉄を多く含有し産状によって様々な形態をとりますが、条痕が赤褐色なのが共通する特徴です。英名の“ヘマタイト”はギリシャ語の“血”に由来しています。
パワーストーンとしての意味・効果:
<ブランドバーグ水晶(Brandberg Quartz)>
様々なタイプの水晶が産出されるので一概には言えませんが、ざっくりと成長、再生、保護がキーワードになると思います。ブランドバーグ水晶は総じて高い波動を持ち、スピリチュアルな成長を強く促すとともに、エネルギーをリフレッシュし生まれ変わらせてくれるかのようです。眩しい程に輝くこれらのエネルギッシュでフレッシュな水晶は、道標かつお守りの様な存在になってくれます。
<水晶(クォーツ/Quartz)>
水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
<松茸水晶(セプタークォーツ/Scepter Quartz)>
セプタークォーツは、アトランティスやレムリアの時代に高僧達によってヒーリングの儀式で用いられていたとも言われており、第六から第七チャクラを中心に開花させることで、古代の叡智や高い波動とのチャネリングを可能にしてくれます。ハートに優しいヒーリングのエネルギーを送り、我々の傷を癒し波動を上げてくれると共に、煮詰まった認識や意識を刷新・成長させて世界を再構築するのを手助けしてくれる、これからの時代に必要とされる石です。
<リバースセプタークォーツ(Reverse Scepter Quartz)>
リバースセプタークォーツは、時間や二元性の概念による物質世界の錯覚と制限から心を解き放ち、本来の自由な魂の在り方を表現できるように助けてくれます。また、感情的に深い静けさを持続させることで、ハートとマインドが行動に一致するのをサポートし、現実化のスピードも早めてくれます。放射した自己のエネルギーを回収し、浄化して再集積する役割を果たすとも言われ、セプタークォーツと同様に新しい世界を築く礎となってくれる石です。
<紫水晶(アメジスト/Amethyst)>
低くネガティブなエネルギーを昇華する浄化と保護の石です。また、感情や精神を安定させフラットにさせるとともに、マインドに沈黙を与え、上とも繋がりやすくしてくれるのでチャネリングや瞑想のサポートにも最適な石です。第六、第七チャクラを刺激し、創造性にも働きかけます。
<煙水晶(スモーキークォーツ/Smoky Quartz)>
全てを優しくほぐし、柔らかなグラウンディングを促してくれる石です。思考や感情の過活動状態や鋭利さを和らげ、穏やかさと静けさを取り戻させてくれます。内外のネガティブさや様々なエネルギーの影響を緩和する衝撃吸収剤のような保護力もあります。
<赤鉄鉱(ヘマタイト/Hematite)>
一言で言うと活力の石です。グラウンディングと生命力を強化し心身をエネルギッシュにしてくれます。自他の境界線や物事をコントロールする力を回復させてくれることから保護シールドにも使用されます。
▲▼ たくさんの紫のポイントが花弁のように拡がっています。
▲▼ 隙のない立体的な構造で、見所に溢れています。
▲▼ 狭い下の層にもポイントが出来ています。こういった姿が見られるのはとても嬉しいです。
▲▼ 中心に三本並んでいるように見えるポイントですが、根元の下の方はくっついて一つになっています。うち二本はトップの方もぐるりと囲むようにくっついていて、後ろから見ると一本のセプターに見えます。美しいパープルの色合いのグラデーションが素晴らしいです。
▲▼ ポイントの上半分と下半分で一様に色合いが変わっているのがわかります。絶景です。
▲▼ 面白い見所がたくさんあって好奇心を駆り立てられます。
▲▼ リバースセプターも見られるこの辺りの群晶も素晴らしい出来です。ここだけでもなかなかお目にかかれない贅沢な景色です。
▲▼ 表面に水平に成長している部分もあります。さらにそこにセプターが出来ていて何とも面白いです。
▲▼ 全体に赤や黒のヘマタイトがキラキラと内包されて輝いています。錐面上に放射状や球状で集合して水玉模様が作られているものもあります。柱面も干渉により切り刻まれたような痕が残っています。
▲▼ まるで星雲のような美しい光の世界が水晶内に現われています。
▲▼ 幻想的な世界に時を忘れてしまいます。感動するほど素晴らしい美しさです。